世の女性にとって「一重」か「二重」かというのは、とても重要な事のようだ。

私は4人姉妹なのだが、長女・次女が「二重」、三女・四女が「一重」である。
ちなみに私は「二重」側の人間なのであまり気にしたことがないのだが、三女・四女はとてもコンプレックスに感じているらしい。

と言うのも、三女が中学生になった頃、「アイプチ」というのをやり始めたのである。
「アイプチ」とは何ぞや?という方のために簡単に説明すると、糊のような液体をまぶたの皮膚に塗って張り合わせ、人工的に二重を作る化粧品である。
当時、一重の子はみんなこぞってやっていた「アイプチ」だが、これをうちの三女もやり始めたのだ。
それはもう徹底的に。

朝、起きて顔を洗い、「アイプチ」作業を含めた軽い化粧をする。
彼女はこの作業のために、いつも6時過ぎには起きていたように思う。
ちなみに中学校までは歩いて30分ほどのところである。

そして夜、お風呂から出た後、すぐに「アイプチ」をする。
そのまま就寝。

彼女は1日中、「アイプチ」をしていたのである。
そしてその成果が実り、中学を卒業する頃には「アイプチ」をしなくても念願の「二重」になったのである。
まさに執念である。

今では、四女がそれに倣って一生懸命「二重」を処置中である。
ただ、彼女の場合は「アイプチ」ではなく、「100均の絆創膏」を使っての二重成形である。
時代が進み、「アイプチ」から「アイテープ」という、さらに簡単にできるシロモノが主流になっているようなのだが、四女いわく、コストがかかるようなので100均の絆創膏を代用品として使っているのだそう。

使用方法は、絆創膏を細く切ってなりたい二重の幅に合わせて貼るだけ、という至極簡単な作業のようだが、これが意外と神経を使うらしい。
作業中に声をかけるとものすごく怒られる・・・。

「二重」側の私としては、「一重」だって可愛い人いるんだし、個性なんだし、一重でもいいじゃない!と思うのだが、「一重」の人の気持ちは「二重」にはわからないのだと言われてしまった。

今ではさらに時代が進み、韓国などで手軽に「二重整形」が出来る時代になっているが、さすがにそこまでするのは気が引ける・・・と言う方には『1日中アイテープをして、二重の形を癖付けてしまう』という方法をオススメする。

ただし、かなりの執念と時間が必要である。